• ◎新着情報◎
  • ホームページ
  • このサイトについて
  • リンク
  • メッセージ・ボード
  • ビ・キドゥデを尋ねた
  • スルタンのストーンタウン
  • 庶民のストーンタウン
  • エマーソン・スパイス
  • 茫漠と広がるサンゴ礁海岸
  • タンザニア人の見た日本
  • ダルエスサラーム
  • キリマンジャロと周辺
  • ザンジバル
  • 沿岸地域
  • 内陸地域
  • キウェングヴァの海岸
    しばらく待っていると写真が替わります(全部で4枚)
    ザンジバルの飛行場近くのサンゴ礁海岸線

    ザンジバルの東海岸・・・ひたすら続く青い空とサンゴ礁の白い海辺

    ガビ・ビーチに立ってみると、頭上はひたすら青い空だ。目の前に180度に広がる海は、水平線のあたりでは群青色をしているが、その少し手前のサンゴ礁の先端に来ると、強い貿易風を受けて白波がひっきりなしに砕けている。白波の手前に広がる浅い海は、遠目には空の青が混じってエメラルド・グリーンに輝いているが、近づいて見るとサンゴの砂の堆積しているところでは白く、岩があって藻が生えているところでは緑が濃くなる。遠浅の海が終わったところから、白砂のビーチが始まる。なぜか、ビーチの水辺に近い湿り気のあるところでは、砂が5ミリほどの丸い玉に固まり、時々風にあおられて転がって行く。海から遠くなると、乾いた肌理の細かい白砂がさらさらと堆積するようになり、やがてココヤシの茂る森が始まる。


    サンゴの砂でできた小さなボール・・・風に吹かれて転がって行く
    海辺の日光浴・・・ココヤシの陰になったので、そろそろ場所を移さないと、、、
    漁をしていた船が、浅瀬に来て停まった。
    今日の獲物・・・色とりどりの小魚

    50~60キロはあるザンジバル(ウングジャ)島の東海岸では、途切れることなくサンゴ礁の海岸が続く。サンゴ礁は更に島の南や北に回り込んで続くから、総延長は100キロにはなると思う。キウェングワの集落のあたりでは海岸線はなだらかに続いているので、海岸に立つと、サンゴ礁の白い海岸が果てしなく続いて見える。サンゴ礁のビーチというのは世界中で見たけれど、これほど茫漠と広がる海岸は初めてのことだ。見える限りのビーチが私の宿泊するホテルに属するためか、広大なビーチに遊ぶ人影はまばらで、現地の人の物売りの声も聞こえず、何となく現実離れがする。

    こういった観光客用の海岸を現地社会と隔絶した形で維持することについては、嫌悪感を抱く人もいるだろう。それについては、別の記事で書くことにしたい。

    現実的なことを言うと、メリア・ホテルのビーチは、ホテルのバンガロー群から1キロは離れていて、2011年の夏にメリア・グループがホテルを新装開店してからは、ビーチに行きたい客は、ゴルフカートを改造して6人乗り(場合によっては9人もOK)にした車が運んでくれるようになった。海岸の森を切り開いてパパイヤやアカシアを植えた芝生の間を4、5分走ると、ビーチの上の高台に着く。車椅子対応のなだらかなスロープを下ると、ビーチの管理人がいて、ビーチタオルを配ってくれ、適当な場所をとってくれる。

    大多数のビーチ客が、ごろごろとカウチに寝そべって昼寝したり本を読んだり、それに飽きるとビーチに出て行き、ちょっと浅瀬に入ったりする程度のことをしている脇で、カイトサーフィンに熱中する人がいる。東北からの強い貿易風がひっきりなしに吹く海岸は、カイトサーフィンには絶好だ。

    かと思うと、アウトリガーのボートがするするとサンゴ礁の中を移動している。なにやら獲っているようなので、浅瀬に来て止まったのを見て傍に寄ってみた。収穫は、色とりどりの熱帯魚だ。停まっていた漁師は、岸から寄って来た若者に一匹魚を渡すと、今度は観光客二人を乗せて、沖合に漕ぎ出して行った。波が白く砕ける波打ち際まで行って、そのあたりの散歩をさせている様子だ。


    ウニのコロニー

    私も、少し沖まで続く砂州の先端目指して散歩してみた。先端まで行ってから、もうすこし先の藻が繁茂しているところに行けば熱帯魚でも見られるか、と思って歩いて行ってみると、何と、藻の間にいたのは熱帯魚ではなく無数の黒いウニだった。近くのイタリア人夫婦に聞いてみたら、砂地なので砂を抜くのが大変、現地人は食べない、という話だった。ともかく、喜んで数匹を摘み上げてホテルに持って帰り、ワインの肴にと割ってみたところ、卵はなくて臭いだけのぬか喜びに終わってしまった。