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  • 潮が引いた昼下がりのココ・ビーチ。サンゴ礁の隆起の内側は静かなプールになっている。水平線近くに浮かぶのは港の順番待ちの船

    ココ・ビーチ
    ・・・ダルエスサラームの「お台場」!?


    ビーチの上にある緑地帯の昼下がり。まだ日が高いうちから、場所取りをしたり屋台の準備をしたりしている。
    浮き輪で遊んでいるのは、どうみてもオッサンだ。

    ダルエスサラームに来て間もなくのことだった。日暮れ時にダルエスサラームの北郊の海岸通りを車で走っていると、大変な人ごみに出くわした。海岸沿いの緑地にたくさん乗用車が駐車しており、屋台が登場し、ちょっと着飾った人たちが右往左往している。そのため、普段は軽快に飛ばせる海岸通りも大渋滞だ。インド系の人たちが多いが、アフリカ系の人もいる。ただ、白人や東アジア系といった外国の人たちは見当たらない。

    このあたりはココ・ビーチと呼ばれ、ダルエスサラームから一番近いビーチとして、戦前から地元の人たちの手軽なリゾート地になっている。一番近くて人気があると言うと、東京の「お台場」あるいは「葛西臨海公園」もそうだが、もっと昔からの人気スポットで、しかも自然の海岸だ。


    ギャルもいる。手をつないでいる二人は、良家の子女なのか、日本人からするとちょっと太目。でも、こちらだと理想的体型なのかも、、
    白砂のビーチにココヤシがそびえる海岸では、真昼の太陽の下で地元の老若男女が海水浴に興じている。海辺は、ちょっと着飾ってデートをするカップルや、ぼおっと海辺のテラスでコーラを飲んでいる独り者・・・何となく胡散臭いようなのが多い・・・その間をぬってタバコやアイスクリーム、ゆで卵などを売り歩く若者や子供もいる。

    特に週末の夕方には、何千という人が集まって来て、太陽が西に沈んであたりが暗くなった頃には大変な騒ぎになる。そうなると、外国人としては、ちょっと身の危険を感じ、せいぜい通りがかりの車の中から喧騒を横目に見ることで終わらせることとなる。


    伝統的家屋のデザインを取り入れた、海浜の喫茶店・食堂。このテラスでぼおっと座っている男がたくさんいる。

    アイスクリーム屋(左)とゆで卵売り(右)

    ともかく、これほど多くの地元のアフリカ系あるいはアジア系(インド系)の人たちに生活を楽しむゆとりがある、そして家族ぐるみでビーチライフをエンジョイしている、などということは日本にいた時には想像できなかった。

    インド洋は結構波が高いので、ココビーチはサーフィンには格好の場所のようだ他方、サンゴ礁があって遠浅になっているので、引き潮の時には海面が大きく後退し、ここにある写真のようにラグーンができて格好のプールになる。浮き輪は、カラフルで立派なものもあるが、タイヤの二次利用したものの方が一般的だ。結構大きな大人が浮き輪に乗って海に浮かぶのを楽しんでいる。水遊びをする人は多いが、泳ぐ人が見当たらない。海に入るのは殆どが男のようだが、水着姿になっている女性もちらほらみかける。

    ココ・ビーチに行った前夜、夜の6時から真夜中の12時まで、海辺のレストランではライブがあったようだ。これも行ってみたかったけれど、やっぱり地元の人と一緒でないと、と二の足を踏んでいる。